娘が小さい頃、1人遊びがほとんどできず、毎日つきっきりで過ごしていました。
ブロックや絵本を出しても長くは続かず、少し離れるだけで「ママ〜」と呼ばれる日々。
家事も思うように進まず、「1人遊びできないのって普通なのかな」「このままずっとだったらどうしよう」と何度も検索しては不安になっていました。
当時は本当にしんどかったですが、今振り返ると、娘と一緒に遊んだあの時間も大切な思い出です。
この記事では、1人遊びができなかった娘が、少しずつできるようになるまでの体験をまとめました。
今まさに同じことで悩んでいる方の、少しでも参考になれば嬉しいです◎
「できない=よくないこと」だと思い込んでいた
SNSや育児情報を見ると、
「この月齢なら1人で遊べる」
「1人遊びができると楽になる」
そんな言葉が出てくることもありますよね。
それを見るたびに、できない娘が心配になったり、自分の関わり方が悪いのかなと責めてしまったり^^;
本当は、年齢や性格による個人差が大きいことなのに、当時はそこまで考える余裕がありませんでした。
1人遊びできるようになるために、試したこと
すぐに変わるわけではなかったけれど、「これならできそう」と思うことを少しずつ試しました。
よく出していた遊び
- ブロック・積み木
- おままごと、乗り物
- 絵本
- 粘土
- お絵かき・塗り絵・シール遊び
どれも「集中して遊べるか」より、娘が興味を持ちそうかを大事にしていました。
娘の好きな遊びを探して、いろいろ試してみたところ、粘土やお絵かきが大はまり。
わが家でよく使っていたものはこちら▼
同じ商品ではありませんが、
シールブックはアンパンマンのこんな感じのものが大活躍でした▼
環境で工夫したこと
- おもちゃの配置をときどき変える
- おもちゃを出しすぎず、選びやすくする
- 「1人で遊びなさい」と強制しない
一緒に遊ぶときも、「これやろう」ではなく「何で遊ぶ?」と選ばせるように意識しました。
正直、すぐにはできるようにならなかった
色々やってみても、すぐに1人遊びできるようになったわけではありません。
相変わらず呼ばれる日もあったし、テレビを見ていても「ママ〜」となる日もありました。
変化を感じたのは「月齢」と「幼稚園」
大きなきっかけだったと感じるのは、月齢を重ねたことと、幼稚園に通い始めたことです。
幼稚園では、自由遊びの時間があり、自分で遊びを選ぶ経験を自然と積んでいました。
その影響もあったのか、家でも少しずつ「気づいたら1人で遊んでいた」
そんな瞬間が増えていきました。
今だから思える。一緒に遊ぶ時間も貴重だった
当時は本当にしんどくて、「少しでも1人遊びしてほしいな…」と思う日もたくさんありました。
イヤイヤ期も重なっていた頃の、我が家の対応例はこちらにまとめています。
▶ イヤイヤ期がしんどい…我が家の対応例をご紹介
でも今振り返ると、あの頃に娘と一緒に遊んだ時間も、すごく貴重だったなと思います。
周りの人に相談すると
「今だけだよ」「今しかないよ」
と言われることも多くて、正直それが余計につらく感じることもありました。
でも今なら、そう言われていた意味も少し分かります。
あの時間は戻らないし、確かに大切な時間だったんだなと思えるようになりました。
今、同じことで悩んでいるママへ
もし今、
「子どもが1人遊びできなくてつらい」
「この先、ちゃんとできるようになるのかな」
と悩んでいるなら、伝えたいです。
今はできなくても、ちゃんと変わる日が来ます。
1人遊びも、1人学習も、その子のペースで◎
実際に育児をしてみて、私は月齢・環境・性格の影響も大きいなと感じています。
いろいろな要素が重なりながら、
子どもはそれぞれのタイミングで、少しずつ前に進んでいくものなんだと思います。
どうしてもしんどいときは、頼ってよかった
どうしてもしんどいときは、家族に頼ったり、一時的に子どもを預けたりして、自分の気持ちをリフレッシュする時間も作っていました。
毎日完璧に向き合わなくても◎
少し離れる時間があったからこそ、また笑顔で向き合えた気がします。
育児中の息抜きについては、私が実際にやってよかったことを別の記事にまとめています。
おわりに
1人遊びができない時期は、体力的にも精神的にも本当に大変でした。
でも今では、あの時間も娘の成長に必要な時間だったんだと思えます。
当時は余裕がなくて、そんなふうに考えられませんでしたが、少し時間がたった今だからこそ、そう感じています。
この記事が、「今はしんどいけど、きっと大丈夫」そう思えるきっかけになれば嬉しいです^^
最後までお読みいただきありがとうございました。


